2025.12.17

季節の味も楽しめるピュレグミ3選

見た目や味のちがいを楽しみながら選べるグミは、手に取りやすいおやつのひとつです。
中でもピュレグミは、果実感のある甘ずっぱさと特徴的なデザインで、売り場でも目を引く存在になっています。

今回は、通年で親しまれている定番の味に加え、季節限定の楽しみが加わった3種類を取り上げます。

ピュレグミが人気の理由

ピュレグミは、甘ずっぱい果実のおいしさと果肉食感を組み合わせたグミとして広く知られています。
味のバリエーションだけでなく、形状やカラー、パッケージデザインにも工夫があり、選ぶ楽しさも魅力のひとつです。

パッケージには複数の色違いが用意されているものもあり、どれを選ぶか迷うのもまたたのしさのひとつ。
さらに季節ごとの限定仕様も登場するため、何度も手に取りたくなる仕掛けが詰まっています。

定番と季節感を楽しむピュレグミ3選

色や味のちがいだけでなく、季節限定デザインの楽しさも感じられるピュレグミ。
ここでは、定番の味に加えて、冬らしい要素を取り入れたラインアップを紹介します。

ピュレグミグレープ|ぶどうの甘ずっぱさが広がる定番フレーバー

果実感のある甘ずっぱさとやわらかな食感が特徴のグレープ味。
ジューシーなぶどうの味わいが楽しめるピュレグミの中でも、定番として多くの人に選ばれているフレーバーです。

パッケージは5色のバリエーションがあり、味は同じでも色のちがいで選ぶ楽しさがあります。
売り場でも目につきやすく、気分に合わせて選びやすい仕様です。

ピュレグミマスカット|爽やかで軽やかな甘ずっぱさ

マスカットのさわやかな香りと、果実由来の甘ずっぱさが組み合わさったフレーバー。
やわらかなグミの中に、すっきりとした味わいが広がります。

こちらも5色のパッケージが用意されており、見た目の彩りを楽しみながら選ぶことができます。
季節を問わず手に取りやすい味として、安定した人気があります。

ピュレグミ おまもり梅|紅白カラーと梅味が楽しめる冬仕様

表面にすっぱいパウダーをまぶした梅味のピュレグミ。
甘ずっぱさの中に、ほどよい酸味が感じられる味わいです。

パッケージは、おまもりをイメージした全5種類のデザインで、日本のお正月を思わせる紅白カラーが使われています。
中には、梅の花型や2026年の干支型、ペガサス型などの特別なかたちが含まれていることもあり、見つけたときの楽しさもあります。

他にも、気になるお菓子がきっと見つかります。


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自分に合った味や楽しみ方を見つけてみる

季節やイベントごとに変わるフレーバー

ピュレグミは、定番フレーバーに加えて季節やイベントにあわせた限定味が登場するのも特徴です。
これまでには、白桃・レモン・みかん・ラ・フランス・ソルティライチ・あまおう苺など、果物の旬を生かした味が多く展開されています。

また、ハロウィンやクリスマス、お正月などの時期には、デザインや形のバリエーションも豊富になります。

SNSでも話題の「推し色」や形コレクション

選ぶときは「味の好み」で決めるのはもちろん、SNSでは「推しカラー」でパッケージを選ぶ投稿や、
何種類かを並べて撮影する写真もよく見られます。

中のグミのかたちをコレクションする楽しみ方も広がっています。

アレンジや組み合わせでもっと楽しむ

そのまま食べるだけでなく、冷やして食感を変えてみたり、ヨーグルトにトッピングするアレンジも人気があります。
飲み物との組み合わせでは、マスカットや梅は炭酸水や緑茶と相性がよく、
ぶどうは紅茶や白ぶどうジュースに合わせると風味が調和しやすいという声もあります。

ひと袋に入っている数もほどよく、気軽に取り入れやすいため、外出時のちょっとしたおやつや、友人とのシェアにも向いています。
自分のペースで、いろいろな楽しみ方を試してみるのもおすすめです。

グミ文化の中で育ったピュレグミの存在感

日本人の味覚に合わせたグミの進化

日本のお菓子市場では、果実味のあるグミが1980年代〜90年代ごろから徐々に人気を集めてきました。
初期のグミは欧米由来のゼラチン質で弾力を楽しむタイプが中心でしたが、次第に日本人の味の好みに合う果汁感・やわらかな噛み心地を重視した製品が登場するようになりました。

ピュレグミは、こうした「果実らしさ」と「やわらかさ」を両立させたグミという立ち位置で登場します。
果実の甘ずっぱさを感じられる味わいに加えて、表面や内部に感じるジューシーな要素が、これまでのグミとは異なる楽しみ方として受け入れられてきました。

季節の味とデザイン性を大切にする文化

その背景には、日本の消費者が季節の味わいやフルーツの旬の変化をお菓子にも求める文化があると考えられます。
いちごやみかん、白桃といったフルーツが四季ごとに話題になるように、グミでも季節の味やフレーバー展開が好まれる土壌が育っていました。

ピュレグミの各フレーバーは、そうした嗜好の延長線上で生まれ、支持されてきたといえます。

また、日本のお菓子ではパッケージデザインの工夫がとても重視されます。
季節ごとの行事や色の意味を大切にする文化の影響で、商品自体に季節性を感じさせる要素を盛り込むことが広く行われています。

ピュレグミの季節限定パッケージや特別な形状(ハート・干支・花など)も、この文化的背景を受けた表現です。

「集めて楽しむ」文化とSNS時代の広がり

さらに、日本では「食べること」と同じくらい「見た目の楽しさ」や「集める楽しみ」もお菓子の魅力になっています。
ピュレグミにおけるパッケージバリエーションや中身のかたちの違いを楽しむ動きは、SNSを通じて広がり、消費者同士で情報が共有されるようになりました。

こうした「共有する楽しさ」は、現代のお菓子文化における大きな潮流のひとつです。

このように、ピュレグミは日本独自のグミ文化と、季節感・デザインを大切にするお菓子文化の中で受容され、楽しみ方が広がってきた存在といえます。
味のバリエーションやパッケージの遊び心、そして消費者が自ら楽しみ方を発信する動きが合わさって、現在のピュレグミの位置づけが形成されています。

日々に少しだけ彩りを添えてくれる存在

味やデザインのちがいを楽しめるピュレグミは、ちょっと気分を変えたいときや、季節を感じたいときにもぴったりです。
どれを選ぶか迷う時間もふくめて、日常にやさしくなじむおやつのひとつとして、これからもたのしみが広がっていきそうです。

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