2025.05.10

世界の味をギュッと詰め込んだ、日本のお菓子7選

旅に出なくても、世界の味が楽しめる——そんなお菓子が日本にはたくさんあります。ピザ、タコス、カマンベールまで、日本のお菓子が再現する“異国の味”を味わってみませんか?この記事では、海外の料理やフレーバーをモチーフにした日本のお菓子を7つご紹介します。
「世界の味をギュッと詰め込んだ、日本のお菓子7選」で、新しいおやつ時間を楽しむヒントが見つかるかもしれません。

海外でも注目!“世界の味”お菓子の魅力とは

なぜ今、海外の味を再現した日本のお菓子が人気なのでしょうか。その背景には、海外旅行への憧れや、異文化への関心の高まりが挙げられます。実際に各地のグルメを体験するのは難しくても、手軽なお菓子で“世界の味覚を体験する”ことができる時代。日本のお菓子メーカーは、独自の技術と感性で海外の料理や素材をお菓子として再構築しています。世界の味と日本のものづくりが融合したお菓子たちは、見た目も味も個性豊か。そんな魅力に触れてみましょう。

一度は食べたい、世界の味を感じる日本のお菓子

ピザポテト – 濃厚チーズがとろけるピザ風味チップス

食べ応えのある厚切りカットのポテトチップスに、独自のメルトフレーク製法でとろ〜りチーズをトッピング。ピザのような風味豊かな味わいをリアルに再現した、満足感たっぷりの一品です。ミートやトマト、スパイスが織りなす奥深い味わいが、長く愛される理由。宅配ピザブームの時代に誕生し、今も世代を超えて親しまれています。

ドンタコス 絶品チリタコス – スパイス香るメキシカン風味

1994年に誕生した日本製のトルティアチップス「ドンタコス」。肉の旨みにトマトの酸味、数種のスパイスを加えたチリタコス味は、刺激的でクセになる味わいです。発売30周年を迎えた今も、パッケージや味わいをリニューアルしながら進化を続けています。タコスの王様として、食卓にもパーティーにもぴったりです。

ピュアポテト グリルベーコンポテト – 香ばしさ広がる贅沢仕立て

日本産の生じゃが100%を使用し、贅沢な厚さにスライスして香り豊かに揚げた「ピュアポテト」シリーズ。中でもグリルベーコンポテト味は、ベーコンの旨みと香ばしいグリル感が特徴です。ハーブの隠し味とともに、一皿の料理のような完成度を目指した逸品。家庭料理を思わせるやさしい海外風味が楽しめます。

ホロル カマンベール – サクホロ食感のチーズクッキー

カマンベールチーズのコクとフランス・ロレーヌ産岩塩の絶妙な塩気があと引く、くちどけタイプのチーズクッキー。ほどけるようなサクホロ食感が特長で、食べやすく仕上がっています。チーズの本格的な風味をクッキーで楽しめる、洋風おやつの中でも珍しい一品です。

贅沢ルマンド エチオピアモカ – コーヒーづくしの贅沢焼き菓子

発酵バターの香るクレープ生地と、華やかな香りと苦味が調和したエチオピアモカ使用のコーヒークリーム。生地にもクリームにもモカを使用し、コーヒーの濃厚な味わいが存分に楽しめます。上品で深みのある焼き菓子として、コーヒー好きにもおすすめです。

まるDE料理なミックスナッツ マルゲリータ – ピザ風味の素材ミックス

カシューナッツ、トマトチップス、チーズダイス、クルトンの4素材を組み合わせたミックスナッツ。すべてを一緒に口に入れると、まるでマルゲリータピザのような味わいが広がります。料理を食べているような感覚が楽しめる、ユニークなおつまみ系スナックです。

いつでもチャック トルティアチップス 塩味 – 料理にも使いやすい大容量スナック

大容量サイズでチャック付きの便利なトルティアチップス。塩味タイプで、料理にも使いやすく、保存性にも配慮されたパッケージが特徴です。そのまま食べるのはもちろん、料理に合わせて楽しむこともできる、日本製のベーシックなトルティアチップスです。

どれを選ぶ?海外風お菓子の楽しみ方ガイド

味の系統から選ぶ

味の好みに合わせて選ぶと、海外モチーフのお菓子の楽しみ方がさらに広がります。
・チーズ系が好きな方には:ピザポテトやホロル カマンベールなど、まろやかなコクが楽しめるタイプ
・スパイス感を求めるなら:ドンタコスやグリルベーコンポテトなど、香ばしさや風味が際立つタイプ
・甘いものが欲しいときには:贅沢ルマンドやマルゲリータ風味のミックスナッツなど、香りや組み合わせに工夫のあるタイプ
味のジャンルごとに見ていくと、自分の好みに合ったお菓子がきっと見つかります。

シーン別に選ぶ

「いつ・どこで食べたいか」から考えるのも、お菓子選びの楽しいポイントです。
・おつまみに向いているのは:ドンタコスやマルゲリータナッツ。複数の素材を組み合わせたお菓子は、満足感があり食べ応えも十分です
・ひと息つきたいときには:ホロルやルマンドなどの焼き菓子系。コーヒーや紅茶のお供にもなります
・シェアやアレンジで楽しみたいときには:大袋入りのトルティアチップス。料理の一部として使える点も魅力です
シーンを思い浮かべながら選ぶと、食べ方のイメージが自然と広がります。

楽しみ方・見た目から選ぶ

味だけでなく、見た目や食感、組み合わせで楽しめるのも魅力のひとつです。
・色や形で選ぶなら:ピザポテトのチーズフレークや、ミックスナッツのバラエティある見た目は満足感があります
・食感で選ぶなら:ホロルのサクホロ感やグリルベーコンポテトの厚切りチップスなど、食べ応えに違いがあります
・組み合わせで楽しむなら:トルティアチップスにナッツを添えてアペタイザー風にするなど、アイデア次第で楽しみ方も広がります
いつもと少し違う食べ方で、気分も変わるおやつタイムに。

世界が注目|“海外風味”のお菓子に見る日本の工夫

なぜ日本のお菓子は“世界の味”を再現できるのか

日本のお菓子づくりには、味や素材だけでなく「食文化を楽しむ」という発想が根づいています。たとえば、チーズやスパイスといった海外の要素を使いながらも、日本独自の配合や加工技術によって食べやすく仕上げる工夫がなされています。さらに、クッキーやチップスといった定番の形に落とし込むことで、食べ慣れた形式で“未知の味”に触れられるのも特徴です。こうした柔軟さと細やかさが、海外の味を日本流にアレンジする力になっています。

お菓子が表現する“食文化”の再解釈

日本のお菓子は、単に味を模倣するだけでなく、その背後にある食文化をお菓子として再構成するのが特徴です。ピザポテトは、一皿の料理をスナックチップスで再現した例。海外の料理の味をヒントに、素材を選んで組み合わせ、日本流のお菓子として仕上げる――そんな表現の楽しさも、日本のお菓子の魅力です。また、ドンタコスのようなスパイシー系スナックは、異国の料理を香りや風味で表現する力強さを持ちます。

海外のお菓子との違いと、日本らしさ

海外のお菓子と比べると、日本のお菓子は味だけでなく「見た目」「食感」「テーマ性」にまで細やかな工夫が凝らされています。たとえば、複数の素材を組み合わせた菓子や、期間限定の味づくりなど、日本らしい繊細さが光る部分です。海外風味でありながらも、全体のバランスや食べやすさへの配慮があることで、“異文化×日本流”というユニークなおいしさが生まれています。これは、単なる模倣ではなく、日本独自の価値を加えた味の表現と言えるでしょう。

あなたはどれから試す?お菓子で広がる“味の旅”

「海外旅行は難しいけれど、異国の味には触れてみたい」——そんな気持ちを叶えてくれるのが、日本のお菓子たちです。スパイスやチーズの香り、コーヒーの余韻など、さまざまな国の味覚が日本ならではのかたちで表現されています。どれも日常のおやつに取り入れやすく、ちょっとした非日常を感じさせてくれるラインナップばかりです。

今回ご紹介した7つのお菓子は、どれも“日本のお菓子でありながら、海外の味覚を楽しめる”ユニークな存在です。その味わいだけでなく、その背景にある“異国らしさと日本らしさが共存する工夫”に触れてみることで、いつものスナックタイムが少しだけ豊かに感じられるかもしれません。

さあ、次のおやつはどの味にしますか?気になるものから手に取って、身近な“味の旅”に出かけてみましょう。

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