2025.05.30

2025年最新版!ピカチュウから初音ミクまで┃今の日本を代表するキャラクターのお菓子5選

お菓子を選ぶとき、なぜか目が止まるのは、見慣れたキャラクターの顔だったりします。

とくに買う予定じゃなかったのに、気づけば手に持っていた——そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

それはきっと、味や見た目だけじゃなく、“記憶”にふれてくるからかもしれません。

“日本を代表するキャラクター”と過ごすおやつ時間

ピカチュウ、初音ミク、ハローキティ。この名前を聞いて、すぐに顔が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。アニメやゲーム、音楽といったジャンルを越えて活躍し、今では海外でも「日本といえば」と言われるほどのキャラクターたちです。

そんな存在と一緒に楽しめるお菓子が、いま私たちの日常にそっと溶け込んでいます。ふだんの買い物の中で出会えたり、ちょっとした贈りものに選ばれたり。“かわいい”や“好き”という気持ちを、身近なおやつというかたちで受け取れるのは、キャラクター文化が根づいている日本ならではの光景かもしれません。

見た目もたのしいキャラクターのお菓子

キャラクターの世界観がそのままパッケージや中身に表れたお菓子は、手に取ったときから楽しさがはじまります。

ここでは、今の日本を代表するキャラクターたちと一緒に楽しめる5つのお菓子をご紹介します。

ポケぷに|ピカチュウたちの顔がぎゅっと詰まった粒グミ

ピカチュウ、イーブイ、ポッチャマ、ゲンガー——どれも、ポケモンを代表する人気キャラクターたち。その顔がそのままグミになった「ポケぷに」は、れもん・コーラ・ソーダ・ぶどうの4つの味が楽しめる、にぎやかな一袋です。

袋の中には、カラフルな粒グミにポケモンの顔が描かれていて、まるで小さな世界がぎゅっと詰まっているよう。どの味から食べようか迷ったり、好きなキャラクターを最後まで残したり。そんな“ちょっとした選ぶ時間”まで楽しくしてくれるお菓子です。

堅あげポテト うすしお味|ミクの限定パッケージで登場

噛むほどうまい、厚切りポテトチップス「堅あげポテト」に、初音ミクの限定デザインが登場。瀬戸内の塩を使ったうすしお味で、昆布とかつおの旨みもしっかり感じられる、定番ながら奥深い味わいです。

パッケージには3名のイラストレーターが描き下ろしたミクがそれぞれ登場。楽曲やビジュアルを通じて世界中に知られる、日本発のバーチャルアーティストとして、初音ミクは“現代の日本らしさ”を象徴する存在のひとつです。

中身の味わいも、パッケージの世界観も、どちらも楽しめるコラボお菓子。コンビニで見かけたら、思わず手が伸びてしまいそうです。

サンリオリボンビスケット|見てうれしい、食べてほっとする

ハローキティをはじめ、マイメロディやシナモロールなど、サンリオの人気キャラクターたちが大集合。パッケージには全8キャラクターが描かれていて、それぞれの世界観がやさしく表現されています。

中にはリボンのかたちをしたビスケットが入っていて、1枚1枚にパペット風のキャラクターがプリントされているのもポイント。絵柄は全部で30種類あり、どの子が出てくるかはお楽しみです。

サンリオのキャラクターたちは、長年にわたって日本だけでなく世界中で親しまれてきた存在。そんな“日本を代表するかわいさ”を、やさしい味のビスケットと一緒に楽しめます。

ONE PIECEグミ|どれが出るかは開けてからのお楽しみ

麦わらの一味が活躍する『ONE PIECE』から、オリジナルプラカード付きのグミが登場。味は「Dr.ベガパンク発明の?ひみつの味」とされていて、あえて詳細が伏せられているのもユニークなポイントです。

グミの形はルフィの顔になっていて、全15種類のプラカードのうちどれが入っているかは開けてからのお楽しみ。ランダム要素も含めて、まさに“冒険”のようなたのしさが詰まっています。

ONE PIECEは、世界中で愛されてきた日本発のアニメ作品。そんな作品とコラボしたお菓子は、ファンにはもちろん、ちょっとした話題づくりにもぴったりです。

ドラゴンボールDAIMA クリアカードコレクションガム|2枚入りのカードにワクワク

TVアニメ『ドラゴンボールDAIMA』から、プラ製のクリアカードが入ったチューインガムが登場。1パックにカードが2枚入りで、全32種類の中からどれが出てくるかは開けてからのお楽しみです。

透明感のあるカードには、キャラクターたちの姿がしっかりと描かれていて、つい並べて集めたくなる仕上がり。ソーダ味のガムと一緒に、何が出るかを楽しむ時間も味わえます。

ドラゴンボールは、日本のアニメ文化を語るうえで欠かせない存在のひとつ。そんなシリーズとコラボしたお菓子は、長く愛される理由を思い出させてくれるような魅力があります。

シールやカードがついてくる、もっと遊び心のあるお菓子を見たい方はこちら:


人気キャラクターのおまけ付きお菓子特集 ▶

どこに目を向けて選ぶかで変わる楽しさ

キャラクターとコラボしたお菓子は、ひと目見て楽しいものばかり。でも、どこに注目するかで、その楽しみ方は少しずつ変わってきます。
ここでは、そんな“選ぶときの視点”をいくつかご紹介します。

パッケージで選ぶ楽しさ

まず目に入るのは、やっぱりパッケージ。
期間限定の描き下ろしや、キャラクターの表情、色づかいに惹かれて手に取ることもあります。

サンリオや初音ミクのように、デザインごとに違う世界観が込められているものは、眺めているだけでもたのしさがあります。
お気に入りのキャラクターがどんな姿で登場しているのかに注目してみると、新しい発見があるかもしれません。

おまけ付きは開ける前からわくわく

シールやカードなどのおまけが付いているお菓子は、どれが出るか分からない楽しみがあります。
ONE PIECEやドラゴンボールのように、開けたときのワクワクも一緒に味わえるのが魅力です。

誰かと見せ合ったり、少しずつ集めたりする時間も含めて、“食べて終わりじゃない”楽しみ方ができるタイプ。
中身が見えないからこそ、ちょっとした運試しのような気分にもなります。

味や形にこだわってみる

もちろん、お菓子そのものに目を向けて選ぶのもおすすめです。
食べながら感じられる“キャラクターらしさ”があるお菓子もあります。

味、食感、香り——自分の好みにぴったり合うものを見つけると、ふだんの時間が少しうれしくなります。

自分らしい選び方を見つける

たくさんあるコラボお菓子の中で、何を重視するかは人それぞれ。
「今日は見た目で選びたい」「このキャラクターがほしい」「味が気になる」——
そのときの気分に合わせて、自由に選ぶのが一番たのしいのかもしれません。

お気に入りの一品を見つけたり、いくつかを並べてみたり。
選ぶことそのものが、ちょっとしたたのしみになる。
そんな感覚で付き合えるのも、キャラクターお菓子の魅力です。

“日本を代表するキャラクター”とはどういう存在か

いま、日本を代表するキャラクターと聞いて思い浮かぶのは、
ピカチュウ、初音ミク、ハローキティ、ルフィ、孫悟空のような存在かもしれません。
どれも、一時的な人気にとどまらず、10年・20年単位で人々の記憶に残り、国内外で親しまれ続けています。

彼らに共通しているのは、単なる作品の登場人物にとどまらず、“日本らしさ”を背負う存在になっていることです。
ポケモンはゲームとアニメを通じて、子どもたちの遊びと教育にも深く入り込みました。
初音ミクはインターネット発のバーチャルアーティストとして、音楽やアートの枠を越えて海外の創作文化にも影響を与えています。
ハローキティは、言葉のいらない“顔だけの存在”として、世界中で「かわいい日本」の象徴として使われてきました。

ONE PIECEとドラゴンボールは、それぞれの時代に少年漫画の頂点を築き、
世界中の子どもたちやアニメファンに“日本の物語”を届けてきた作品です。
今ではそれぞれが海外のポップカルチャーイベントのポスターを飾り、観光PRやグローバルブランドとのコラボも行われています。

では、なぜそんな“日本代表”のキャラクターたちが、お菓子とつながってきたのでしょうか。
そこには、日本独特の“キャラクターとの距離感”があります。
文房具や食器、日用品のパッケージなど、生活のあちこちにキャラクターがいることは、実は海外ではあまり一般的ではありません。
日本では、キャラクターは「飾るもの」ではなく、「一緒に日常を過ごす存在」として受け入れられてきました。

お菓子はその中でも、とくに“感情とつながりやすい場所”です。
子どものおやつ、友だちとのシェア、ちょっとしたごほうび——そんな時間に、好きなキャラクターがそっと添えられていると、うれしく感じる人は多いはず。
だからこそ、キャラクターとお菓子のコラボは「話題性」だけで終わらず、何年も、何十年も続いているのです。

おやつという小さな習慣の中に、それが当たり前のように入り込んでいる。
そうした親しみ方が、コラボお菓子をここまで根づかせてきたのかもしれません。

選ぶ時間にも、たのしさは詰まっている

今回ご紹介したのは、ピカチュウ、初音ミク、ハローキティ、ルフィ、孫悟空。
いまの日本を象徴するキャラクターたちが、それぞれのかたちでお菓子に登場する、そんな日常の光景でした。

中身に惹かれる人もいれば、パッケージを見て手に取る人もいる。
どこに心が動くかは人それぞれでも、ふとしたおやつの時間に「なんだかうれしい」と感じる瞬間がある。
その小さな気持ちの動きこそが、キャラクターお菓子のいちばんの魅力です。

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