仕事中にみんなが選んでいるおやつ5選|オフィスで食べやすい定番
仕事の合間に食べるおやつは、味だけで選ばれているわけではありません。デスクに置いたときに浮かないこと、作業を止めずに口にできること。そうした条件を意識しながら、いつの間にか手に取るものが決まっていきます。
オフィスで見かけるおやつには、仕事中という場面に合わせた理由があります。この記事では、日本の仕事風景の中でよく選ばれているおやつを通して、その背景を見ていきます。
目次
仕事中のおやつが意識される理由
オフィスでのおやつは、休憩時間を楽しむためのものとは少し役割が異なります。画面作業が続く途中や、考えを切り替えたいときに、短く取り入れられる存在です。
そのため、食べる行為が周囲の空気を乱さないことが前提になります。音や匂いが控えめであること、手元が大きく動かないこと。机の上や引き出しに置いても、仕事道具と並んで違和感が出にくいこと。こうした点が、自然と意識されてきました。
学生時代に、机の中にラムネやチョコレートを入れていた人も多いでしょう。社会人になってからも、その感覚は大きく変わらず、環境に合わせて形を変えています。仕事中のおやつは、働く時間の中で無理なく取り入れられるものとして選ばれています。
仕事の合間に選ばれているおやつ5つ
ここからは、日本のオフィスでよく見かけるおやつを紹介します。

ピュレグミは、果実の甘ずっぱさが特徴のグミシリーズです。ハート型の形やカラフルな見た目もあり、仕事中でもかわいいものを食べたい人に選ばれています。甘さだけでなく、果実感のある味わいを楽しみたいときに手に取られています。

GABAを配合したチョコレートです。仕事でストレスを感じやすいときに、ストレス軽減を意識して選ばれています。甘いものを食べたい気持ちと、成分を意識したい気持ちの両方を考える人に選ばれています。

タフグミは、しっかりした噛みごたえが特徴のグミシリーズです。噛みごたえのある食感を求める人に選ばれています。やわらかいおやつより、噛みごたえを重視したいときに手に取られています。

ゼロは、砂糖ゼロ・糖類ゼロで作られたチョコレートです。甘いものは食べたいけれど、糖類は控えたいと考える人に選ばれています。仕事中でも、甘いものを取り入れたいときに手に取られています。

大粒ラムネは、ぶどう糖を90%配合したラムネです。勉強や仕事で頭を使う時間が長いときに、ぶどう糖を補給したい人に選ばれています。噛んで食べることも、口の中でゆっくり溶かすこともできます。
今回紹介したおやつ以外にも、仕事中に取り入れやすいお菓子がそろっています。
仕事中のおやつ、どう選ばれている?
仕事中に食べるおやつは、気分転換のために冒険することは多くありません。新しい味や、想像と違う食感に当たってしまうと、それだけで気分が下がってしまうことがあります。
だからこそ、食べる前から味のイメージができるものが選ばれやすくなります。「これなら大丈夫」と分かっていること。仕事中のおやつには、その安心感が重視されています。
仕事中のおやつでは、甘さの強さよりも、どんな方向の甘さかが意識されます。果実感のある甘さなのか、チョコレートの甘さなのか。あるいは、成分を意識して選ぶ甘さなのか。
同じ甘いおやつでも、その日の仕事の状態や気分に合わせて、甘さのタイプが選ばれています。
仕事中のおやつは、無意識に選んでいるようで、実は理由があります。果実感がある、成分が気になる、噛みごたえがある。聞かれたときに、一言で言える理由です。
「なんとなくおいしそう」ではなく、「これだから」という理由があるもの。そうしたおやつが、繰り返し手に取られています。
Q. 仕事中のおやつは、なぜ同じものを選びがち?
A. 仕事中は、味で失敗したくないからです。慣れている味や、好きだと分かっているものの方が、仕事の流れや気分を崩さずに食べられます。
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学生時代から続く、日本の「仕事中のおやつ」の感覚
日本の学校では、多くの場合、授業中におやつを食べることは認められていません。持ち込み自体が禁止されている学校も多く、食べられるとしても、決められた休み時間や放課後に限られていました。
おやつは、好きなときに自由に食べるものではなく、「ここならいい」「今はだめ」と、はっきり区切られた存在でした。誰かに見られている前提で、ルールを守って食べるものだった、という記憶を持つ人も多いはずです。
この頃に身についたのは、おやつそのものよりも、場面や空気を読む感覚でした。
社会人になると、おやつを食べるかどうかは個人の判断になります。学校のような明確な禁止ルールはなくなり、デスクで食べること自体も珍しくありません。
ただ、その自由は「何でも好きにしていい」という意味ではありません。音が出ないか、匂いが広がらないか、周囲の人の作業を邪魔しないか。学生時代とは違う形で、今度は自分自身が判断する立場になります。
ルールは消えましたが、周囲を意識する感覚だけが残りました。それが、日本のオフィスでの仕事中のおやつの前提になっています。
日本のオフィスでは、食べる行為そのものが、空間の雰囲気に影響すると考えられがちです。そのため、仕事中のおやつには、目立たないこと、説明がつくことが自然と求められます。
なぜそれを選んでいるのか。聞かれたときに一言で答えられる理由があること。そうした前提があるからこそ、おやつにも理由が残っていきます。
これは、我慢しているというより、その場に合わせて選んでいる感覚に近いものです。
海外のオフィスでは、デスクでスナックや軽食を取ることが、個人の裁量として受け入れられているケースも多く見られます。
食べるタイミングや内容について、周囲が細かく気にすることは少なく、各自の判断に任されている場面も少なくありません。
それに対して日本では、食べる行為が「完全に個人のもの」とは捉えられにくい傾向があります。だからこそ、目立たず、空気を乱さない形が選ばれてきました。
学生時代は、学校のルールによって制限されていました。社会人になると、その制限はなくなります。しかし代わりに、周囲との関係性を意識する判断が必要になります。
形は変わっても、「どこでも何でも食べていいわけではない」という感覚は、途切れずに続いています。その積み重ねが、今の日本のオフィスで見られる仕事中のおやつの選ばれ方につながっています。
仕事中のおやつ、どうでしたか?
仕事中に食べるおやつといっても、選び方や感じ方は人それぞれです。
ふだん何気なく選んでいるおやつも、こうして並べて見てみると、「自分はこれを選びがちかも」と思い当たるところがあるかもしれません。
みなさんは、仕事中にどんなおやつを食べていますか?甘さ、食べごたえ、見た目。どこを重視するかは、その日の気分や仕事の状況でも変わります。
この記事が、「次にデスクに置くおやつ」を考えるちいさなヒントになればうれしいです。