冷やしておいしい!日本のゼリー系おやつ5選|夏にぴったりな小さなお菓子たち
冷たいおやつが恋しくなる夏の時期。
日本には、寒天や果実を使ったゼリー系のお菓子がいくつもあります。
今回は、和の味わいや見た目の楽しさにも注目しながら、5つのゼリー系おやつを取り上げてみました。
目次
ゼリー系おやつが夏に人気の理由
暑い季節になると、手軽に冷やして食べられるゼリー系のおやつが注目されます。
水分を多く含み、のどごしが軽いゼリーは、食欲が落ちがちな夏のおやつとして親しまれてきました。
とくに日本では、寒天を使った伝統的な和菓子と、果汁や練乳を加えたデザート系ゼリーが共存しており、家庭でも店頭でも多彩な商品が並びます。
コンビニやスーパーで見かける小さなパックやスティック状のゼリーも、冷蔵庫にストックしておくと便利な存在です。
今回は、そんな日本のゼリー系おやつの中から、見た目や味の個性が際立つ5商品をピックアップしています。
寒天と果実で楽しむ、日本のゼリー系おやつ5選
見た目の彩り、味のバリエーション、食感の違い。
ひんやりとしたゼリーのおやつは、夏の間じゅう飽きずに楽しめる魅力があります。
ここでは、日本ならではの素材や工夫を取り入れた5つのゼリーを紹介します。

寒天をベースに、日高産の根こんぶと黒糖の風味を合わせたゼリーです。
和素材の組み合わせから「クセがあるのかな?」と思っていましたが、すっきりとした味わいでやさしい甘さが印象的でした。
冷蔵庫で冷やしておくと、暑い日のおやつにもぴったりです。
- 味の印象:黒糖の甘みがほどよく効いていて、全体的にあっさりと感じました。
- ひとこと感想:昆布入りのゼリーは初めて食べましたが、クセがなくて想像よりずっと食べやすかったです。

国産果汁を使った、4種類の寒天ゼリーがセットになったおやつです。
シャインマスカット・ふじりんご・もも・巨峰、それぞれのフルーツの香りと甘さが楽しめて、見た目にもカラフル。
表面には砂糖がまぶされていて、ほんのりシャリッとした食感も特徴です。
- 味の印象:シャインマスカットが爽やかで、中でもいちばん好みの味でした。どれも甘すぎず、果汁感がはっきりしていました。
- ひとこと感想:寒天の食感と砂糖がけの組み合わせが新鮮で、お茶うけにも合いそうです。
みかんとパインの果肉が入った、練乳風味のゼリーです。
ゼリー部分はやわらかめで、ところどころに入った果肉のつぶつぶ感がアクセントになっています。
白くまアイスを思わせるやさしい甘さで、冷やして食べるとひんやり感も楽しめます。
- 味の印象:練乳の甘さがほんのりとしていて、フルーツの酸味とちょうどいいバランスでした。
- ひとこと感想:果肉のつぶつぶ食感がしっかり感じられて、小さいながら満足感がありました。

ぶどう味とりんご味の2種類が入った、スティックタイプのゼリーです。
冷やすだけでなく、凍らせるとシャーベット風に楽しめるのが特徴で、暑い日のちょっとしたおやつにもぴったり。
片手で食べられる手軽さも魅力です。
- 味の印象:ぶどうは濃いめでジューシー、りんごはさっぱりめでした。
- ひとこと感想:凍らせるとシャリっとした食感になって、冷たさがすごく気持ちよかったです。

炭焼珈琲の香ばしさとコクを楽しめる、寒天ベースのゼリーです。
コーヒーらしいほろ苦さがありつつ、ゼリー自体はつるっと軽い口あたり。
甘さ控えめで、冷たいままさっと食べたいときにも向いています。
- 味の印象:苦みがしっかりしていて、甘すぎないのがちょうどよかったです。
- ひとこと感想:冷たくするとすっきりしていて、後味がきれいに抜ける感じが好きです。
夏を楽しめるお菓子がいろいろ揃っています。
ゼリー系おやつをもっと楽しむちょっとした工夫
冷たいゼリーをそのまま食べるのもいいですが、ちょっとした工夫でおやつ時間がもっと楽しくなります。
ここでは、今回紹介した5つのおやつをよりおいしく・より気軽に楽しむためのポイントをまとめました。
● 冷やし方を変えてみる
冷蔵庫でしっかり冷やしておくと、暑い日でも口あたりがさっぱりします。
スティックタイプのゼリーは、凍らせてシャーベット風にも楽しめます。
● 食べるタイミングや場面で選ぶ
一口ゼリーは、ちょっと甘いものがほしいときにちょうどよくて、食後のデザート代わりにもぴったり。
炭焼珈琲ゼリーや根こんぶ寒天ゼリーのような、甘さひかえめのものを選ぶと、後味もすっきりします。
おやつの時間をゆっくり楽しみたい日には、見た目がかわいくて、味のバリエーションがある果実系や白くま系を選んでみるのもよさそうです。
気分転換したいときや、少しずつ味わいたいときにも向いています。
暑さが厳しい日なら、凍らせて食べられるスティックタイプを冷凍庫に入れておくと安心。
冷たさがしっかり感じられて、食欲がないときでも自然と手が伸びます。
● 組み合わせでちょっとだけアレンジ
果実系のゼリーは、プレーンヨーグルトと一緒に食べても相性◎。
炭焼珈琲ゼリーは、ミルクをかけてカフェ風にしても楽しめます。
練乳系・黒糖系は、和菓子風にお茶と合わせるのもおすすめです。
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ゼリーに見る、日本らしいおやつのかたち
日本のゼリー系おやつには、素材の組み合わせや見た目の工夫、食感の違いなど、細やかな“楽しさ”が詰まっています。
寒天を使ったゼリーが多いのも、日本らしさのひとつ。ゼラチンとはまた違う、弾力や透明感のある食感が特徴です。
小さめのサイズ感や、いくつかの味をセットにした詰め合わせが多いのもポイント。
少しずつ、いろいろな味を楽しめる仕様は、昔ながらのお菓子文化とも重なります。
また、冷やす・凍らせるなど、季節に合わせて食べ方を変えられるのも魅力のひとつ。
こうした“食べる側の自由”が、飽きずに楽しめるおやつとして、ゼリーを身近な存在にしているのかもしれません。
気になるゼリー、まずはひとつから
ゼリー系のおやつは、冷たくて軽やかで、気分に合わせて選びやすいのが魅力です。
素材や風味にこだわったもの、見た目に遊び心があるものなど、今回紹介したように種類もさまざま。
気になるものがあれば、まずはひとつから試してみてください。
その日の気温や予定、おやつ時間の気分にあわせて、いつもとちょっと違うゼリーを選んでみるのも楽しいかもしれません。