2025.04.13

ASMRで話題!ザクザク・もちもち・パチパチ日本のお菓子5選

ASMRで話題!ザクザク・もちもち・パチパチ食感のお菓子特集

「カリッ」「モチッ」「パチパチッ」——最近、SNSや動画配信サービスでよく耳にするこの音、実はすべて“ASMRお菓子”から生まれたもの。ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)は「ゾクゾクするような心地よさ」を引き起こす音や映像を楽しむコンテンツで、日本でもじわじわと人気が広がっています。

その中でも、特に注目されているのが「食感」に特化した日本のお菓子。音を楽しみながら味わえることで、視覚・聴覚・味覚をフルに刺激する新しいお菓子体験が注目されています。

食感が人気の理由とは?

お菓子を選ぶとき、多くの人はまず「味」を気にするかもしれません。でも実は、食感こそが“また食べたくなる理由”のひとつ
たとえば「堅あげポテト」のバリバリ感、「ボタンアメ」の独特のもっちり感、「パチパチパニック」の口の中で弾ける刺激…。こうした食感は、ただの味覚ではなく、“体験”として私たちの記憶に残ります。

また、ASMR動画でお菓子が好まれる理由もここにあります。

  • カリッとした音で爽快感を伝える「チョコレートバー」
  • パチパチと小さな花火のように弾けるキャンディ
  • もっちり、ネチネチとしたリズムがクセになるグミ系お菓子

こうした音の魅力が、TikTokやYouTubeで多くの人を引きつけ、「この音、何!? 食べてみたい!」という購入行動につながっているのです。

さらに、最近ではメーカー側も「音」を意識した商品づくりを行うようになってきました。食感を強調するパッケージコピーや、ASMR動画との相性を考えた構造設計など、“聴いて楽しい・食べておいしい”を両立するお菓子が続々登場しています。

1. Crunky(ロッテ クランキー)

チョコレートの中にザクザク食感のパフが詰まった、ロッテの人気チョコバー「クランキー」。パキッと割れる感触と、口に入れた瞬間の軽やかな“パチパチッ”という音がASMRで大人気。海外のASMR動画でも定番として登場する、音が気持ちいいお菓子の代表格です。

  • 音の魅力:パリッと割る音と、パフが砕ける乾いた音のコントラスト
  • おすすめポイント:甘さ控えめで、大人でも食べやすいチョコバー
  • 小腹満たしにもピッタリのサイズ感と価格も魅力

2. ボタンアメ(共親製菓)

透明な見た目と口どけの良いライスペーパーが特徴の、レトロ感あふれる定番お菓子「ボタンアメ」。そのまま食べられる薄紙のサクッとした舌ざわりと、しっかりした噛み応えのもちもち感がクセになります。噛むごとにねっとりと音が鳴り、“静かなASMR”を楽しみたい人に人気です。

  • 音の魅力:粘りのある咀嚼音がじんわり響く
  • おすすめポイント:懐かしさと安心感のある甘さが幅広い年代に人気
  • ほんのり柑橘風味で後味さっぱり

3. 堅あげポテト(カルビー)

“音”で選ぶなら外せないのが、カルビーの「堅あげポテト」。通常のポテトチップスに比べて厚く堅く、ひと噛みごとに「バリッ!ガリッ!」という強烈な音が鳴るため、ASMR動画では「最高の開幕音」として使われることもしばしば。

  • 音の魅力:大きく深いクラッシュ音が動画映え抜群
  • おすすめポイント:噛みごたえと塩気のバランスが絶妙
  • おつまみにもおすすめの万能系ポテチ

4. ぷっちょ(UHA味覚糖)

「ひとつで何度も美味しい」…そんな表現がぴったりなのがぷっちょ。やわらかいグミの中に、さらに弾力のある粒グミや炭酸キャンディが入っていることもあり、“食感のフルコース”が楽しめるお菓子です。もちっと噛んで、グミを感じて、最後にパチパチ。ASMRの世界でも常に人気の一品です。

  • 音の魅力:複数の層が生む変化に富んだ音が心地いい
  • おすすめポイント:コーラやグレープなど豊富なフレーバー展開
  • 飽きずに楽しめる“おもしろキャンディ”の代表格

5. パチパチパニック(明治産業)


口に入れた瞬間から「パチパチ!」「バチバチッ!」と音が弾ける、新感覚の刺激系お菓子。静かな空間で食べれば、まるで小さな花火が口の中で打ち上がっているようなASMR体験ができます。海外のASMR動画では“サウンドエフェクト担当”として使われることも。

  • 音の魅力:噛まなくても楽しめる弾ける音の演出力
  • おすすめポイント:見た目もカラフルで遊び心満点
  • 他のお菓子と組み合わせても面白いアクセントに

まとめ:音で味わう、新しいお菓子の楽しみ方

食感をテーマにしたお菓子たちは、ただ味を楽しむだけでなく、音やリズムまで“食べる”楽しさを私たちに教えてくれます。
今回紹介した5つのお菓子——クランキー、ボタンアメ、堅あげポテト、ぷっちょ、パチパチパニック——は、それぞれ違った食感とASMR的魅力を持ち、どれも“耳でも味わえる”存在です。

最近では動画やSNSでの広がりにより、「音で選ぶお菓子」という新しい視点が定着しつつあります。とくに若い世代を中心に、「この音が気になるから買ってみたい!」という行動が増えており、今後ますます“食感”を重視したお菓子の需要は高まりそうです。

「音フェチ」「咀嚼音が好き」「食感重視でお菓子を選びたい」——そんな方は、ぜひ今回紹介した商品を手に取ってみてください。
あなたのお気に入りの“音スイーツ”が、きっと見つかるはずです。

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