2025.05.23

お菓子で色あわせ!カラフルおやつ7選で楽しむ知育タイム

赤・青・黄色にピンク。見ているだけでわくわくする“色”の世界は、子どもにとって立派な学びのきっかけ。
おやつの時間がもっと楽しくなる、カラフルなお菓子で色の感覚を育んでみませんか?

色を学ぶきっかけは“遊び”から

小さな子どもにとって、「色」は身近な不思議のひとつ。
赤はどれ?同じ色はどこ?──そんなやりとりが、色の認識や言葉の理解を自然にうながします。

特に幼児期は、「目で見て、手で触れて、感じながら覚える」体験が重要。
遊びの中で自然にくり返される色との出会いが、色彩感覚や表現力の土台を築いていきます。

そして、家の中でもっとも気軽に取り入れられる“色の体験”のひとつが、おやつの時間。
お菓子は、味や形だけでなく色のバリエーションも豊かで、まさに「見て楽しむ」素材がぎゅっと詰まっています。

そんな視点でお菓子を見てみると、いつものおやつがちょっとちがって見えてくるかもしれません。
次は、親子で楽しめるカラフルなお菓子を紹介していきます。

色で遊べる!親子で楽しむカラフルおやつ7選

マーブルチョコ|コロコロ楽しいカラフルチョコ

コロコロかわいい小粒チョコ。
7色のカラフル糖衣チョコレートは、色を選んだり並べたりするだけで遊びにつながります。
「世界の旅シリーズ」シールも1枚入りで、おやつタイムに会話のきっかけも生まれそうです。

ハイチュウミニ|色も味もバラエティ豊か

ぶどう、いちご、メロン、ソーダの4つの味が楽しめる、小粒タイプのソフトキャンディ。
箱を開けるとカラフルな見た目が広がり、色を分けたり、組み合わせたりして遊びやすいのも魅力。
いっしょに食べると味が変わるかも?というワクワク感も詰まった一箱です。

プチプチ占いチョコ|今日の運勢をチョコでチェック

小さなチョコボールを取り出すと、裏に書かれた◎○△×でプチ占いが楽しめるユニークなお菓子。
カラフルなマーブルチョコとしても遊びやすく、見た目のかわいさも◎
おいしく食べて、ちょっとしたお楽しみをプラスできる一品です。

フローレット|花のかたちで色あそび

バニラ・バナナ・オレンジ・イチゴ・サイダーの5つの味がそろった、花のかたちのカラフルキャンディ
カリカリッとした食感と口どけの良さも特徴で、色だけでなく形でも分類遊びが楽しめます。
白色も含まれているので、色あわせのバリエーションも広がります。

キュービィロップ|角型で並べやすい2粒入りキャンディ

ちいさなしあわせ2つぶ。キューブ状のカラフルキャンディが2粒ずつ個包装されたアソートタイプ。
グレープ・オレンジ・あまおう苺・シャインマスカット・しゅわソーダ・ピーチ・レモンの7種類の味が楽しめます。
色と形が統一されているので、並べて遊ぶのにもぴったりです。

キャンディーボックス|色と形で楽しむ角あめセット

いろとりどりの角型キャンディが詰まった、にぎやかで楽しいお菓子。
水飴ベースのしっかりしたかたさと、ポップな色合いが目を引きます
色ごとに並べたり、形をそろえて集めたりするだけで、色あわせ遊びに変わります。

ゴーゴーみんちゅ|カラフルな粒と音の楽しさ

サイダー、グレープ、マスカット、ストロベリーの4色キャンディが入った、見た目も鮮やかなお菓子
色をそろえて遊ぶこともでき、容器が笛として使えるという仕掛けも。
目で見て、手で持って、音でも楽しめる、遊びごころのある一品です。

🍬 フルーツ味のお菓子が気になる方はこちらもどうぞ:


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色と形の組み合わせを楽しもう

お菓子で色あわせを楽しむなら、形にも注目してみましょう
丸・四角・花型など、今回紹介したお菓子には、色だけでなく形にも個性があります。
色と形をセットで扱うことで、子どもの視覚や分類力への刺激がさらに広がります。

色や形、それぞれの遊び方
色や形のちがいに気づくには、「そろえる」「分ける」「並べる」といったかんたんな操作が効果的です。

色であそぶ:
・同じ色を集めてグループにする
・赤・青・黄などで虹の順番に並べてみる
・パッケージの色と中身を照らし合わせてみる

形であそぶ:
・丸・四角・花など、形ごとに分けて並べる
・角型のお菓子を積み木のように積んでみる
・似た形でも大きさや色のちがいを見つける

色と形の組み合わせでステップアップ

さらにステップアップしたいときは、色と形を“セット”にして遊ぶのがおすすめです。

  • 赤い丸を3つ集めよう
  • 青と黄色の四角を交互に並べよう
  • 花の形を赤・白・オレンジの順に並べてみよう

色と形を同時に意識することで、観察力・集中力・分類スキルが自然と育っていきます。

親子で楽しむ“お題あそび”

お題を出して、親子でいっしょに考える時間をつくると、遊びの幅がぐっと広がります。

  • 「赤色のものだけで並べてみよう」
  • 「パッケージと同じ色を見つけよう」
  • 「自分の“好きな色”を集めてみよう」

ルールは自由でOK。「食べる前にちょっと並べる」だけでも、色と形への感覚がしぜんに育ちます。

「見る・触る・分ける・比べる」という小さなあそびは、毎日のおやつ時間にも取り入れやすい知育のかたちです。
お菓子が“学びの入り口”になる感覚を、ぜひ親子で一緒に楽しんでみてください。

おやつ時間が学びになる5つの理由

子どもといっしょに色を見て、分けて、並べて──。
何気ないおやつの時間でも、ちょっとした工夫で“学びの時間”に変えることができます。
その理由は、意外なほどたくさんあります。

1. 色あそびは「観察」「分類」「表現」の力を育てる

色を見分ける、並べる、数えるといった動作は、目で見た情報を整理し、言葉や行動に変換する練習になります。
「赤いのはどれ?」「これはオレンジ?」──親子でやりとりをしながら進めることで、観察力・比較力・表現力が自然と伸びていきます。

2. お菓子は“学びへのハードル”が低い

ノートも道具もいらず、手に取ったその場で始められるのが、お菓子知育のいちばんの魅力です。
遊びとして始められるため、子どもが「やらされている」と感じにくく、スッと集中に入っていけるのもポイント。
おやつそのものが「教材」になる感覚です。

3. 色・味・感情がリンクしやすく、記憶に残りやすい

たとえば、「赤=いちご味=うれしい」といったように、色・味・気持ちがセットになって記憶に残りやすいのが、お菓子ならではの特性です。
目で見て、舌で感じて、心でたのしむ。この重なりがあることで、色の印象が子どもの中に深く刻まれます。

4. 日常に取り入れやすく、習慣化しやすい

「食べる前に色をそろえてみる」「今日は好きな色だけ選んでみる」──そんな小さな“お約束”をおやつ時間に取り入れるだけでOK。
続けやすさ日常に無理なくなじむ手軽さが、色の感覚を自然と育ててくれます。

5. 遊びと学びを区別しない体験が、自主性を育てる

ルールがあるようでない、でも「自分で工夫できる」──そんな自由な遊びこそが、学びの土台になります。
決まった答えがないからこそ、「こうしてみよう」と考えて動く経験が生まれます。“やってみたい”気持ちが、自主性の芽になります。

おやつ時間を少しだけ工夫することで、色を見る力や感じる力が育っていきます。
「おいしい」だけで終わらない、そんな時間を、親子でいっしょに楽しんでみませんか?

カラフルなおやつが、親子の会話をふやしてくれる

色を見て、そろえて、並べて、楽しむ。
そんな時間の中には、子どもにとっての“はじめて”がたくさん詰まっています。

同じ赤でもちょっとちがう、黄色ってどんな味?──。
おやつを囲んで生まれるちいさな気づきや会話は、親にとっても大切なコミュニケーションのひとときになります。

何かを教えるより、いっしょに感じて、いっしょに見つけること。
その繰り返しが、子どもの「考える力」や「好きの気持ち」を育ててくれます。

まずは今日のおやつから。
お気に入りの色を探すところから、色あわせの知育タイムをはじめてみませんか?

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