2025.04.13

海外のASMR動画で人気!音が楽しい日本のお菓子5選


ポキッと響く咀嚼音や、袋を開けるときのシャカッという音。
日本のお菓子には、そんな“音”が印象に残るものがあります。
動画で見かけるあの気持ちよさを、今回はおやつ目線で見つめてみました。

ASMR動画で注目される“お菓子の音”

日本のお菓子が、海外のASMR動画で取り上げられることが増えています。
咀嚼音のリズム、粉を混ぜるときのぷくぷくした音、パッケージを開けるときのシャカシャカ…。
何気ない音に耳をすませるその動画は、たのしさや癒しを感じるコンテンツとして人気を集めています。

日本のお菓子には、味や見た目だけでなく、音にまで“らしさ”が詰まっているものが多くあります。
工夫された食感や細かいつくりが、ASMR的な気持ちよさと相性がいいのかもしれません。

ここでは、そんなASMR動画でも注目されている日本のお菓子をご紹介します。

音でもたのしい日本のお菓子5選

ポッキーチョコレート|ポキッと響く、軽やかなチョコ

プレッツェルを焼き上げたような軽快な生地に、コクのあるチョコレートがコーティングされた定番のお菓子。
その名のとおり、「ポキッ」と折れる音が特徴で、動画でもこの音がASMRのきっかけとして使われることも多いようです。

ねるねるねるね|まぜる音もたのしい、ふわふわお菓子

粉と水を混ぜてつくる工程そのものが楽しい知育菓子。
混ぜているときのぷくぷくした音、スプーンですくうときのやわらかい音が印象的です。

ぶどう味のねるねるねるねには、星形のキャンディチップも。
ふわふわの生地にキラキラの音と色を添える、目にも耳にも楽しい仕掛けです。

きらら琥珀糖|シャリッと、プルッと、二つの音

「食べられる宝石」とも呼ばれる美しい和菓子。
外側のシャリッとした結晶、内側のプルプルとした寒天、ひと口でふたつの音をたのしめます。

いちご、ラムネ、白桃など、色とりどりのフレーバー入り。
動画では、見た目のきらめきと繊細な音が、癒しの要素として人気を集めています。

ハイチュウアソート|ねっとり音がクセになるソフトキャンディ

グレープ・ストロベリー・グリーンアップルの3種入り。
噛むほどにねっとりと伸びて、独特のリズムがうまれるハイチュウの咀嚼音も、ASMRでよく登場する音のひとつです。

海外では“日本ならではの食感”として紹介されることもあり、
味と音の両面から注目されています。

うまい棒|サクッと軽やか、人気の音スナック

棒状のフォルムと軽いコーンスナックの食感が特徴。
かじった瞬間の「サクッ」という音が心地よく、動画でもよく使われています。

味のバリエーションも豊富ですが、コーンポタージュやチーズ味などは、
親しみのある香りとともに、軽快な音の魅力が際立つ一品です。
手軽に“音を楽しむ”なら、外せないお菓子のひとつです。

海外のASMR動画では、折れるときのリズム感や軽やかな響きが
“聴いて気持ちいい”と注目されています。

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お菓子によって、耳に届く音もいろいろ

ひとくちでパキッと鳴る音。
ふわっと泡立つまぜる音。
袋を開けたときのシャカッという音も、気づけば耳に残ります。

ここでは、ASMR動画でもよく取り上げられている“お菓子の音”を、いくつかのタイプに分けてご紹介します。

■ パキッ・ポキッ系
・主な商品:ポッキー、うまい棒
・特徴:かじった瞬間に鳴る、軽くて歯切れのいい音
・海外で注目されている理由:咀嚼のテンポが心地よく、音の始まりに使われることが多いです。

■ まぜる・泡立つ音
・主な商品:ねるねるねるね
・特徴:粉を混ぜるときのぷくぷく音や、とろっと混ざるなめらかな音
・海外で注目されている理由:音にあわせて見た目が変化するところも、映像と音の両方で楽しめると好まれています。

■ シャリッ・カリッ系
・主な商品:琥珀糖、ハイチュウ
・特徴:噛んだときのシャリッとした歯ざわりや、ねっとりとした噛みごたえのある音
・海外で注目されている理由:口に入れたあとの“変化”を伝えるシーンに合うとして、多く使われています。

■ 開封の音・袋のシャカシャカ
・主な商品:うまい棒(袋)、ハイチュウ(個包装)
・特徴:袋を開けるときのカサッという音や、パッケージに触れたときのシャカシャカ音
・海外で注目されている理由:動画の冒頭に入る“導入音”として親しまれています。思わず期待感が高まる、という声もあるようです。

口に入れる瞬間だけでなく、開ける・まぜる・かじるといった動作のなかにも、いろんな“音の魅力”があるお菓子たち。
そのひとつひとつが、ASMRでの人気につながっているのかもしれません。

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日本のお菓子と“ASMR的たのしさ”の関係

日本のお菓子と“ASMR的たのしさ”の関係

音へのこだわりがつくり出す“たのしさ”
日本のお菓子には、パッケージの開けやすさや、層になった食感など、音にもさりげない工夫が見られます。
「開けるときのシャカッという音が気持ちいい」「層が重なった歯ざわりがクセになる」といった声は、海外のASMR視聴者からもよく聞かれるものです。
こうした“音も楽しめるつくり”が、知らず知らずのうちに心地よさにつながっているのかもしれません。

繊細な音をたのしむ感覚と相性がいい
雨の音や、紙をめくる音、風にそよぐ音——。
日本では、そういった“小さな音”を大切にする感覚がありますよね。
それが、お菓子づくりにも自然としみ込んでいるようで、海外の視聴者からは「静かなのに印象に残る」「耳にやさしい音が多い」といった感想も寄せられています。

“食べる前後”もふくめた心地よさ
たとえば、粉をまぜてぷくぷくとふくらむ過程や、包みを開けるときの音。
日本のお菓子には、食べる前後のちょっとした動作までたのしめる要素がつまっています。
その流れをまるごと見せるASMR動画では、「音だけでも見ていられる」「味がわからなくても惹かれる」といったコメントが並びます。

こうした細やかなつくりや感覚の積み重ねが、ASMR的な魅力として伝わっているのかもしれませんね。

いつものおやつに、“音”という視点を

今回取り上げたお菓子は、どれもASMR動画などで注目されているものばかり。
味や見た目にくわえて、“音”がたのしめるというのが共通点です。

シャリッと響く琥珀糖や、ふわっと膨らむねるねるねるねの混ぜ音など、
ひとくちごとに違った音があるからこそ、食べる時間にも気分がのりますよね。

音で楽しむお菓子、というとちょっと変わって聞こえるかもしれませんが、
いつものおやつも少しちがって見えてくるかもしれません。

気になったものがあれば、ぜひ音にも耳をすませながら味わってみてくださいね。

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